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自作機器の文字入れ [お遊び]

ちょっとした自作の機器に文字入れをすることがあります。
試作品と同じなので、ほとんど完成してから、最後に文字を入れることになるので、ケースメーカーに彫刻を依頼する場合、取り付けた部品を外すなどで非常に困難になります。もちろん、費用も高くつきます。文字入れ.jpg
 
十数年前は、サンハヤト製のインスタント・レタリングで、しこしここすって文字を入れました。しかし、製造が終了したので他の方法で行うしかありません。
また、「ぷりんとごっこ」による簡易シルク印刷もできなくなりました。
そこで、他のいくつかの方法を試してみました。ケースは、タカチ TD型アルミダイキャストボックス【TD8-11-5B】・黒半艶塗装です。非常に難しい条件です。
 
1.カシオ ネームランド 白文字・透明テープ XR-9AX--写真中の①
2.サンコーマーク プラモデル用デカール WM-05--写真の②
3.エー・ワン 転写シール 51209(白地タイプ)--写真の③
 
1のネームランドでテープを作成し、張り付ける方法が、1番手軽で簡単にできます。文字色も白、黒、金、銀などがあります。
唯一の欠点は、透明テープが光ってしまうことです。照明の角度によっては、反射光が非常に目立ちます。 作成例:サンプル写真の①
 
2のデカール方式は、1番きれいにできます。しかし、1文字1文字を水転写するので手間がかかります。
文字間隔や文字位置に非常に気を使います。また、1種類の文字サイズは2文字(アルファベットの場合)か8文字(数字の場合)しかないので、無駄が大量に出ます(1シートで1台分?)。プラモデル用なのか耐久性がなさそうです。 作成例:サンプル写真の②
 
3の転写シールは、パソコンで文字を左右反対に印刷し、文字を張り付け、その後水で濡らして台紙を取り去ります。欠点は、白い文字がややグレー(下地が透ける)ぽくなります。また、黒地は艶消しにならずテカります。 作成例:サンプル写真の③
 
 

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内山正敏

インスタント・レタリング、とても懐かしいです。40年以上前にカセットテープの背ラベルに使っていました。パソコン印刷がこれだけ普及した現在、製造中止もやむを得ません。ただ、白地でない背景に白ヌキ印刷するには、白色インクのないパソコン印刷では、ご指摘の通りなかなかきれいに仕上げられず、インスタント・レタリングにかないません。ケース色と同じ色を白色フィルムに印刷できればいいのですが、依然として似た問題は生じます。
中身が高級でも、つまみや印字の見栄えで機器の高級感はかなり違ってきますし、外見が印象/心理的には一番大事です。ご苦労されている様子が良く伝わりました。
by 内山正敏 (2020-02-10 07:27) 

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