Dual Universal Bluetooth GPS XGPS150 を購入

Dual Universal Bluetooth GPS XGPS150 を購入しました。

すでに、PSP-3000 プレイステーション・ポータブル、PSP-290 GPSレシーバー、みんなの地図３ソフトを使っているのですが、iPod Touchで音楽を聴きながら散歩をするのに、さらにPSPも持つとなるとかなり邪魔になります。
しかし、散歩のときは、GPSはかなりの必需品です。
なんせ、方向音痴で建物の中でも道に迷います。ビルの中の飲み屋からトイレに行っても、戻るときに迷ったりします。
iPod Touchには、GPSレシーバーが搭載されていません。山の中はWiFi基地局も無いので、WiFiでの位置特定も出来ません。そこで、XGPS150を購入しました。

本体は、ブラックボックス様で、状態を表示するLEDが３個と電源スイッチが１個です。（その他は、隠れスイッチと充電用USBコネクタのみ）
使い方も、いたって簡単。iPodとのペアリングをiPod上から行うだけです。さらに、Dual社からiPod用の無償アプリをiTunes経由でダウンロードすれば、XGPS150のstatusや衛星の補足状況を表示できます（右写真）。

レシーバーの感度も十分で、屋外なら10個程度の衛星を捉えます。上にトレーナーやTシャツをかぶせても、十分実用になるので、持ち歩きも楽です。
なお、iPodとBluetoothで接続できなくなった場合、iPod電源の入／切 (再起動)を行うと良いです。

XGPS150はマルチペアリングに対応していません。
そこで、大画面で見たい時はiPad、気軽に携帯したいときはiPod touchと、使いわけたい場合は、切換が必要になります。
ペアリングは自動的に行われるので、例えばiPod touchからiPadに切換る場合は、以下の操作が必要になります。（切換方法が分かってしまえば大した手間ではありません。）
1.iPod touchの設定＞一般＞Bluetooth＞オフにスワイプする＊
2.XGPS150のBluetoothランプが点滅に変わるのを確認する
3.iPadの設定＞一般＞Bluetooth＞XGPS150をタップする
4.XGPS150のBluetoothランプが点灯に変わる
　　　＊ なお、iPadの近くにiPod touchが無ければ１の操作は不要です。
　　　＊ 最新機種(2015/04/22現在)のXGPS160は、最大5台のデバイスに接続が可能（マルチペアリング）

　 　 　 

　GPSとはカーナビのことではありません。GPSはグローバル・ポジショニング・システム（Global Positioning System）：全地球測位システムのことで、米軍が所有、運用する軍事システムです。
よって、米軍の都合だけで運用を停止したり、誤差を大きくしたりすることがあります。
1990年から2000年までは、米国の軍事上の理由（敵軍に利用されることを防止する）で、民間GPS向けのデータに故意に誤差データを加える操作が行われ、精度が100m程度に落とされていたのは、ご存じのとおりです。
そのシステムを、我々民間はカーナビなどで、使用しているのです。カーナビはGPSを使用したアプリケーションです。
これだけ普及しているので、民間の使用を禁止することは無いと思えますが、米軍の予算が縮小されたりすると、GPSを使うときに有償になるかもしれません。

　XGPS150はGPS電波の受信器です。同時に3台以上のGPS衛星からの電波から、現在地を割り出し、Bluetooth経由でiPodのアプリに位置データを渡すだけです。

　その位置情報を使って、画面上の地図に位置を表示をしたり、音声でアナウンスするのはアプリの機能です。

　 　 　 

位置を表示する地図は、iPod Touchに標準搭載のマップを使うことが出来ますが、他にも使えるアプリソフトがあります。
使用目的は散歩(ウォーキング)での迷子防止と、散歩の移動経路のログ（軌跡）記録用です。カーナビはすでに車載しているので、これをカーナビに使う予定はありません。なので、音声ガイドも必要ありません。ただし、WiFiが繋がらないところ（山奥?）で、地図データが入手できないと、どうなるかわかりません。
 
iPod Touch 標準搭載のマップ（アプリ）：
Ｘ　現在地のみの表示で、移動経路のログ（軌跡）表示はしない。
〇 音楽再生も同時にできる。

PSP-290 GPSレシーバー、みんなの地図３ソフト：
Ｘ　iPodとPSPの両方を持ち歩く必要あり（私の場合です）。
Ｘ　軌跡データをパソコンに転送するのに、手間がかかる(USBの差替え)。
Ｘ　購入費用が高い。
〇 GPSの精度が非常に良い→マップ・マッチング?(広い道路だと右側を歩いているか左側かわかる)。
〇 地図はディスク(ローカル)で持つのでWiFiが繋がらなくても安心で、GPSの精度も良いので機能としては最高。

GPS RecorderX　アプリ： →バグが原因か不安定さがあり、だめ！ 
Ｘ　GPSの精度が悪い（地図とマップ・マッチングしていない?）
Ｘ　いまいち、動作が安定でない。（移動経路のログ（軌跡)が止まるときがある）
Ｘ　経路表示のアイコンが大きすぎて、地図が見難くなる。（使い勝手が考えられていない）
Ｘ　説明書が不十分。
Ｘ　目的地を設定したあたりから、不安定になり、経路の記録が止まったりするようになった。
〇 音楽再生も同時にできる。但し、再生開始時に移動経路のログ（軌跡）が止まるときがある
〇 パソコンへのデータ転送をE-Mailで出来る（結線不要）。
〇 パソコンに転送したデータは、Google mapやGoogle Earthで利用できる。

Walkmeter GPS ウォーキングストップウォッチ；→お勧めです  
〇 バックグラウンドで移動経路のログ記録可能（消費電力が少）
〇 音楽再生も同時にできる。
〇 パソコンへの移動経路のログ（軌跡）データをE-Mailで転送出来る（結線不要）。
〇 パソコンに転送したデータは、Google mapやGoogle Earthで利用できる。
〇 バグなども無いようで、快適に使える。－－これが最も重要！
〇 Walkingをよく理解した人の設計のようで快適。日本語化した日本語訳も正確で適切。

Nike+GPS：　→　ユーザーの評判が悪い(カスタマーレビューも、やらせのものがありますが、信用できるのもあります。自己判断で参考にしましょう)？

以上、個人の感想ですが、マルチタスクのソフト開発は難しいようです。しっかりと構造設計をしてから作成しないと、やたらとバグが出ます。テストでバグを見つけて修正するのでは、いたちごっこです。
さらに、プログラミングに長けているだけでなく、英語の資料の読解力やWalkingにも長けてないと、良いソフトウェアはできません。

コメント 6

こんにちわ、おじゃまします。
ノートパソコンでXGPS150で取得した位置情報を見る場合
地図はどこのフリーソフト(又は有料ソフト)を使えばいいのでしょうか？
ゼンリンさんのZi15などは使えたりしますでしょうか？
もしよろしければ回答願います。
by 藍 (2012-11-29 14:05) 

こんばんは

パソコンでの位置情報を見れるかどうかは、まったく不明です。
本器は、あくまで
iPad mini
iPad (4th Retina 3rd, 1st)/iPad2
iPod touch (第5～第2世代))
iPhone 5～3G
を想定して開発しているようです。
なお、iPodで位置情報を取得後、e-mailでパソコンに転送し、パソコン上で位置情報を表示できますが、この時は、Google MapやGoogle Earthを使っています。
by susumu_oiso (2012-11-29 19:07) 

iPod TouchにXGPS150を接続した状態での挙動を教えて欲しいです。

iOS6の標準MAPでは音声ナビがありますが、iPod Touchは対象外のため使用できません。

先日公開されたGoogle Mapsでも同様に、iPod Touchは音声ナビは対象外のようです。

XGPS150を接続した状態でもダメなのでしょうか？
by kaz (2012-12-14 22:01) 

こんばんは

iOS6の標準MAPの評判が、あまりに悪いので、未だにiOS6はインストールしていません。
なお、ご質問の音声ナビは使う予定が無いし、使うつもりもありません。
（車載は予定していませんし、散歩中は道に迷った以外は、画面を消して使っています）
なので、アプリ次第でしょうが、音声ナビについてはまったく不明です。

役に立たなく、申し訳ありません。
by susumu_oiso (2012-12-15 22:22) 

返信ありがとうございました。
by kaz (2012-12-16 19:34) 

ノートパソコンでお使いなら、VECTORのフリーソフト、
outputpos か　gpsinfo がお勧めです、
双方とも、接続されたGPS情報から、現在地の地図を表示可能です。
接続については、ノートパソコンで、BLUETOOTH により、GPSが接続されていること、GPSが、充分な圏内であること、衛星を六つぐらいは受信していること、GPSの電源が入っていること、GPSが他の機器とペアリングされていないこと、などが条件となりますが、うまく信号を受信できれば、現在位置誤差、一メートルぐらいでの測定と、表示、地図表示が可能となります。
接続については、若干むずかしいと思います。
迷ったら、パソコンを再起動するか、GPS XGPS150 の電源を入れ直す、BLUETOOTH の接続をノートパソコンで確認する
などの手順が必要です。
XGPS150 は、BLUETOOTH でシリアルCOM 接続されます。
パソコンの設定で、COMポートの番号を確認し、9600
ボーレイトぐらいで、フリーソフトで接続してみて下さい。
最初は、これでもうまく地図表示できないでしょう・
しかし、いろいろやっているうちにつながります。

あまり。あてにならないコメントすみません・

わたくしも試行錯誤しています。

by martino (2013-06-16 11:28)