自宅サーバー(ホーム・サーバー)用デスクトップ・パソコンの更新<インストール編> [パソコン]
自宅サーバー(Apacheサーバー)用デスクトップ・パソコンとして、VIA製EPIA-E533をつかっていましたが、このパソコンのOSがWindows2000のためなどの理由で、アンチウイルスソフトウェア(セキュリティソフト)が、使えなくなってきました。<計画編>参照
計画もできたので、新サーバーパソコンを発注しました。土日を挟んだので入手が遅くなりましたが、インストールをおこないました。
購入品は、<計画案>と同じで、次の物です。
・Intel DN2800MT プロセッサー・マザーボード ¥8,313
・Elixir DDR3-1066/800 SO-DIMM2 4GBメモリー ¥1,967
・BUFFALO DVSM-PC58U2V-BK ポータブルDVDドライブ? ¥2,772
それに加えて、
・Windows Vista Home Premium 32bit版 OS
・SAMSUNG SSD MCBQE32G5MPP-0VA (32GB SLC SATA)
・HITACHI HDS7225 80GB HDD (SATA・データー用Dドライブ)
・ILAN ELEC. 12V 4.58A (55W) 電源アダプター
・エクセル CUBID 2688 Black ケース
・ほか
は、現在使用しているものや、予備品を使います。
パソコンの自作は慣れたものですが、その多くはASUSのマザーボードを使ってます。それでも、毎回、何らかのトラブルに遭遇します。これが、楽しみ(?)の一つになっているのでしょうね。
<インストールの前準備>
今使っている、EPIAパソコンの「デスクトップ」や設定ファイルをバックアップします。このEPIAはApacheだけが動作しているので、データなどは無く、データ・バックアップも短時間で済みます。
<DN2800MT マザーボードの組込み>
ケースはmini-ITX用で、マザーボードもmini-ITXなので、簡単に組込み完了。
CPUをファンレスで使用出来るように、ヒートシンク(with fanless heatsink)が付いていますが、信頼度向上のため、シャーシーファンと、CPUファンも取付けました。CPUファンは、CPUヒートシンクに開いている3mmΦのタップ穴にスタッドを付け、それにファンを付けました。良いところに、穴が開いていました。
が、ここで大誤算。今まで使っていたデータ用のD:ドライブがパラレルATA(IDE)インターフェースでした。もちろん、今度のDN2800ボードには、ATA I/Fはついていません。そこで、予備に持っているSATA I/Fのドライブを使うことにしました。計画の甘さで、チョットガッカリ。でも、我が家からレガシーI/Fをなくすためには、良いことと考え直しました。
なお、DN2800MTマザーボードには、2つの電源コネクターが付いていますが、各コネクター間は絶縁されていないので、同時に電源を繋ぐことはできません。よって、内部電源コネクターから電源を供給する場合は、外部電源コネクターに付属のキャップを取付け、誤接続(誤操作)を防ぐようにします。電源は、+8V~+19VDCです。
<OS Vistaのインストール>
Vistaは、昔、購入したままで、気に入らないので使っていないものをインストールしました。サーバーなら画面を見ることも少ないですから。
さて、ここで、最初のトラブル発生。
bootはするし、BIOSの設定もできましたが、なぜか、そこで画面は真っ暗なまま!!
Vistaのインストール画面が表示されません。いろいろ、BIOS設定を眺めても、悪いところはありません。でも、一瞬、画面に何か表示されますが、読み取れません。でも、ディスプレイのエラーメッセージのようです。マザーボードの出力は、KVMスイッチの関係でVGAを使っています。そこで、マザーボードのHDMI出力をディスプレイにつないでみました。なんと、Vistaのインストール画面が表示されていました。
さらに、PS-2キーボードが、まったく効きません。そこで、KVMスイッチをバイパスして、キーボードとマザーボードを直結(といっても、PS-2/USB変換器使用)して、うまく動くようになりました。
そろそろ、USB I/Fのキーボードを買うべきですね。キートップの文字も消えかかっているし!
これで、Vistaのインストールも完了。
ここで、コンピューターのパフォーマンス(Windowsエクスペリエンス インデックス)を見ると、プロセッサー4.5、グラフィックス1.0、とまあまあ。
<OS Vistaのサービスパック 1のインストール>
まずは、サービスパック1のインストールです。これは、CDで持っているので、USBドライブから、サクサクとインストール完了。
ここで、C:ドライブの容量を見ると、29.2GB中14.4GBを使用していました。この調子なら29.2GBに収まりそうです。よかった!(SSDは高いです!)
<チップセット・ドライバーのインストール>
付属のCDからチップセット・ドライバーをインストールしますが、グラフィックス・ドライバーは、インターネットのダウンロード・センターから最新版をインストールしろとのこrと。良くあることです。
ところが、LANチップのドライバーがCD上で見つかりません。というか、どれをインストールすればよいのか、わかりません。Chipset_Infファイルを読み込ませても、探してくれません。結局、必要ドライバーのフォルダーを指定することで、LANドライバーをインストールできました。
やっと、インターネットのダウンロード・センターからインストール出来ました。
<OS Vistaのサービスパック 2のインストール>
まずは、サービスパック2を、ネットからインストールしました。
ここで、C:ドライブの容量を見ると、29.2GB中17.5GBを使用していました。
ここで、またまたトラブル。D:ドライブ(データー用)が、突然、見えなくなりました。
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」でも、ディスクはあるのですが、ボリュームがありません。
結局、チップセット・ドライバーでインストールした、AHCI: インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー
(STOR_allOS_10.8.0.1003.exe)を、アンインストールしました。これで、元に戻りました。良く考えずにインストールした罰ですね。これは、ドライバーが悪いのでなく、インストールの仕方が悪かったのです。
<その他のソフト・インストール>
IntelliPointをインストールし、手動で復元ポイントを作成しました。
その後、Microsoft Security Essentials、Intel Desktop Util.をインストールしました。
Microsoft Security Essentialsを導入するとWindowsDefenderは自動的に無効になり、セキュリティセンターの「マルウェア対策」の項目には「Microsoft Security Essentialsが有効になっています」と表示されるようになります。
まずは、一安心。ここで、Windowsライセンス認証も行いました。
Apacheのインストールは、明日の予定です。 <Apacheインストール編>参照
さて、Server能力の1つのパラメータの、LAN回線(KDDI光)速度:
測定結果----------Buffalo Bridge経由
上り速度 92.94Mbps
下り速度 86.89Mbps
測定結果----------Atermルーター直結
上り速度 831.05Mbps
下り速度 684.01Mbps
ルーターに直結の、Gigabit Ethernetになります。
<<DN2800 C:ドライブを変更>>
C:ドライブは、SAMSUNGのSSD 32GBを使ってきましたが、ホームページのデーター量が徐々に増えるのに伴い、空き容量が1GBを割ってしまいました。
D:ドライブは空いていますが、ハードディスクなのでスリープモードから立ち上がるまで時間がかかり、サーバーとしては好ましくありません。さらに、最近の傾向は、「マイドキュメント」ホルダーに、ユーザーのデーターを入れることが多く、C:ドライブが不足してきます。昔のように、大きなドライブのアドレッシングが出来ないということも無くなりました。
そこで、スペアのINTEL 120GB SSDに変更することにしました。メイン・パソコンのSSDを大きくしたので、払い下げになりました。
愛用のMigrateEasyを使って、引っ越ししました。数年に1回程度の使用なので、使うたびにマニュアルを読んでいます。
そんなこんなで時間は掛りましたが、上手く引っ越し完了しました。
めでたしめでたし(2015年12月5日)
ところで、そろそろVistaのサポートが終了になります(4月11日で終了)。そこでWindows10と思いきや、Intel DN2800MTボードはWindows 7 32bitまでしか対応していません。困った困った!(2017年4月4日)
マザーボードの買い替えはやめて、OSをWindows 7にしました。インストール中にVista home premiumをWindows 7 Proに「アップグレード出来ない」と言われ、新規インストールになりました。
設定し直しになります。Apacheも再インストール!。詳細は別途公開します。(2017年4月21日)
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