テクトロニクス (TEKTRONIX) 2465 オシロスコープ 故障 [お遊び]
テクトロニクス (TEKTRONIX) 2465 オシロスコープ が故障しました。
2465は、2001年8月に購入、周波数帯域は300MHz/4ch.と、我が家最速のオシロです。購入以来元気に動いていましたが、突然、電気が入らなくなり、うんともすんとも言いません。
空冷ファンも回らないので電源部の不良との推測、順に電圧を当たっていくと、電源スイッチの導通がありません。AC100Vの両切り回路ですが、片側はほぼopen状態。スイッチは基板に取り付けてあるので、交換のためにその基板を外すのに一苦労。ファンの羽まで外す必要があります(*)。スイッチを分解すると、接点部分の周りが熱で溶けてずれていました。
スイッチは、TOKO NE15 4A 250V ですが、入手できません。また、サイズが異なると取付が困難になるのでNGです。
そこで、TEKTRONIXのスペア部品を扱っているQservice(ギリシア)を調べると在庫がありました(中古)。Tektronix Repair Part, 260-1849-00 Switchです。さっそく発注。$40以下の注文には$8.00の運賃がかかりますが、国内の宅急便価格程度です。
部品待ち日数は、ほぼ、1週間ですが、今回は9日間かかりました。
(*) ファンの羽を取付、取外しに注意!!。ネジを強く締めると、IMPELLER FASTENER(P/N343-1040-01)を壊してしまいます。このFASTENER(写真)は非常に入手困難です。プラスチック部分に力が加わらないように、雄ネジをマイナスドライバーで押さえて、雌ネジを回すようにします。雌ねじが外れたら、やはり雄ネジを押さえて、羽を手前(モーターと反対側)にそっと引っ張ります。
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