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LUXMAN MQ36 管球式OTLステレオパワーアンプ のカップリングコンデンサー交換 [オーディオ・ビデオ]

LUXMAN MQ36 管球式OTLステレオパワーアンプ のカップリングコンデンサー(結合コンデンサー)を交換しました。
 LUXMAN MQ-36_s.jpg
すでに、このblogの「Technics(テクニクス) 20A 真空管ステレオパワーアンプのオーバーホール」で紹介したように、東一電機 T-CAP[Cu] 銅箔巻きフィルムコンデンサが気に入ってます。
そこで、以前、オレンジドロップに交換したLUXMAN MQ36のカップリングコンデンサーもT-CAP[Cu]に交換しました[東一電機 無誘導銅箔ポリプロピレンコンデンサー T-Cap(Cu) TOICHI TONE FACTRY 0.05uF 1000V]。
ただし、カップリングコンデンサーの補償用のコンデンサー(直列に1MΩの抵抗)には、やはり、高音質で有名な、指月電機(shizuki)TME型メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ 630V 0.22μF(型番:UD630V 224K)を使用しました。
 
結果は、20A同様に、高域の抜けが良くなり、さらに、L/Rのセパレーションも向上しました。S/Nも良好。満足、満足!と同時に、こんなに音質が向上するなんて、説明が付きません。回路理論では、アンプの特性は、フィードバックが支配的で、裸特性の影響は少なくなります。あえて極論すれば、裸特性は重要ではありません。
試聴には、いつもの[Diana Krall - Turn Up The Quiet]と、久しぶりの、[グレースマーヤ - ラスト・ライブ・アット・ダグ]を聞きました。グレースマーヤが光り輝いていました。 
 
このように、コンデンサーによって、音質の傾向が似てきてしまい、各アンプの音質の違いが少なくなってきました。
次は、6CA7 P.P.のパワーアンプのカップリングコンデンサーも交換したいのですが、同じような音質ではつまらないかも・・・・
 
IMG_0692.JPG IMG_0700.JPG
交換前 Orange Drop
交換後 東一電機 T-CAP[Cu]

 

ついでに、GAINを測定しました。
GAIN: 27.3dB <23.17倍>
なお、Accuphaseは28dB(25.1倍)なので、バイアンプ接続の時は、1dBほどの差が出ます。例えば、Accuphase P-1000を高音用に使い、Technics 20Aを低音用に使うと、レベルは同じですが、このLUXMAN 36を使うと、アッテネータで合わせる必要があります。

 

 


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