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HEATHKIT IT-17 TUBE TESTER 購入 [アマチュア無線]

HEATHKIT IT-17 TUBE TESTER を購入しました[るんるん]Heathkit IT-17_mod.jpg
 
真空管試験機(TUBE TESTER)には、2種類あります。
このIT-17は、エミッション測定方式です。
なので、安いのがめりとです。しかし、その分、ちょっと頼りないですが、今回の使用目的には十分です。
購入したIT-17の不具合は、テストする真空管の名前をテストチャートダイアルを回して見つけるのですが、そのダイヤルを抑えているスプリングが1本なくなっていました。購入して取り付けました。
他は、良好なようです。
 
なぜ、いまさら真空管試験機が必要かというと、50HB26を20本(10本x2ch)並列に使用している、Technics 20Aというパワーアンプのテスト用です。
Technics 20Aの真空管のバランスを見るために、プレート電流を測りたいのですが、測るためには上下を逆さにして、かつ、裏蓋を開ける必要があります。そうすると、放熱のための空気の流れが無くなるため、高温になり、他の部品にストレスをかけます。
また、リード線を付けて、信号を取り出せばよいのですが、144Vの高圧が掛かっているので、10本のリード線の取り扱いは慎重に行わらなければなりません。これは、大変な作業です。
 
なお、50HB26のソケットは特殊なので、変換アダプタが必要になります。アダプタに電流測定用抵抗を取り付ければ、定量的な測定ができます。
なお、メーターに並列にDVMを付ければ、さらに、高精度な試験機になりそうです。
 
実際に使ってみると、不良(エミ減)真空管が、見つかりました。
かっては、真空管パワーアンプを作った経験がありますが、不良真空管というと、ヒーター断線とかゲッター不良ぐらいしか経験していませんでした。
しかし、最近は古い(1960年頃の製造)アマチュア無線用受信機を修理する機会がありましたが、ヒーター断線もなく、ゲッター不良もないのに、エミ減真空管に出くわしました。6BV8と6BE6でした。
オーディオアンプでは、バランスを必ずとるので、実機でプレート電流を測ります。それで不良は分かるのですが、受信機などの場合は簡単には測定できません。
エミッション測定方式の真空管試験機でも、十分役に立ちます。
 
今回は、いい経験になりました!
 

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