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Tektronix/テクトロニクス SG503 Leveled Sine Wave Generator を購入 [アマチュア無線]

Tektronix/テクトロニクス SG503 Leveled Sine Wave Generator(後期型) を購入しました。[るんるん]TEK_SG503.jpg
 
発振器は、何台か持っていますが、50MHzを越える帯域を発信できるものは、HP 8601Aだけでした。
簡便に使えるものが欲しくなりました。そこで、ヤフオクで落札しました。
 
古いものの、ジャンク品なので、安く購入できました。
入荷したので、動作確認をしたところ、発振はしていましたが、発振周波数表示器(LED)が不良でした。小数点だけが表示されますが、数字は真っ暗です。Lamp Test(Freq. Range Switchを切り替えるときに、RangeとRangeの間では、Lamp Testになる)時も真っ暗です。
 
いつもの通りに、インターネットでサービスマニュアルを探しました。ところが、前期型のSG503のマニュアルはあるのですが、後期型のものはありません。
悪いことに、表示器周りの配線と使用部品が変更になっています。部品配置も変わっています。
SG503_コネクタ接触不良.jpgやむを得ないので、前期型のマニュアルを使って修理しました。表示器周りについていえば、"BCD to 7seg. 変換"ICが、"8T06"から"SN74LS47"に変更になっていました。
 
不良原因は、表示器サブ基板に行く電源配線用の6Pコネクターの接触不良でした。接点は金メッキでしたが、糸ぼこりが付いていて、接触を妨げていました。洗浄で修理完了(*)。コネクタ接点内部に糸ぼこりが付くのは、不思議です。洗浄には不織布を使うなどの配慮が必要です。
次に、周波数設定ツマミを回すと、振幅が不安定になり、位置によっては発振が止まります。
これは、バリコンのローター側アースの接触不良でした。
接点復活材は、使いたくないのですが、CAIG DeoxIT 接点復活剤は別格で、安心して使えます。
 
思ったよりも安定度が良く、購入は正解でした。
 
Citizen_C1000.jpg(*)その後、発振周波数表示器(LED)の不良が再発。原因は、電源ON時にREFERENCE CLOCKが正常に発信しない事があるためで、X-tal周辺を洗浄し安定にはなったが、不安が残るためCITIZEN C1000B水晶発振器(写真)を取り付けました(切替)。
 
Tektronix SG503 Specification
・Frequency : 50 kHz, 250 kHz to 250 MHz in nine ranges
・Frequency accuracy : Within ±0.7% of one count of the least significant displayed digit for the indicated frequency
・Amplitude : 5 mVp-p to 5.5 Vp-p in three decade ranges (terminated into a 50 Ω load)
・Harmonics : 2nd harmonic ≥35 dB down from fundamental, 3rd and higher harmonics ≥40 dB down
 
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