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デノン AVプリアンプ AVP-A1HD 購入 [オーディオ・ビデオ]

デノン(DENON) AVプリアンプ AVP-A1HD-sp を購入しました。[るんるん]
AVコントロールアンプは、Marantz AV8003を2008年8月から使用してきました。不満と言えば、操作性が悪いことで、音質や機能には不満がありませんでした。
しかし、AVプリアンプの機能もせいぜい3D対応ぐらいで進歩がないのと、AV不況で高級プリアンプの新製品は望み薄。
で、新製品のセパレート型プリアンプの発売を待っても無駄なので、それではと日本で最高額のAVP-A1HDが欲しくなりました。[揺れるハート]

AVP-A1HDは、ボリュームつまみも軽いクリック感があり、操作性も満足できてます。
よく言われるのは、中身の本来の性能が満足されると操作性などに注意を払って設計できますが、やっとの思いで中身が出来た機器は、操作性などに注意を払う時間がないままに市場に出されます。つまり、操作性の良い機器は、中身も優れているということです。「衣食足りて礼節を知る」といったことでしょうか!。

第1印象は、重い!。パワーアンプのようです。さらに、奥行きが長い!。ラックから飛び出しました。
AVアンプは、今までは、最新機能が欲しいために最新機種を購入してきましたが、今回は機能的に目新しいのがないので、中古を購入しました。ところが、それが裏目に出て、故障品でした[バッド(下向き矢印)]
故障と言っても、ディスプレイのドットの明るさが同じでなく、文字が非常に見難くなっているだけでした。長時間の点灯で、FL管がくたびれてきた時と同じような症状です。でも、表示が非常に見難いので、修理に出しました。元箱もあるのですが、それでも超重量級のアンプなので、一汗かきます。でも、プリアンプは、セッティング後だとバラスのにさらに大変なので、ココが決心のしどころです。
一昨年の地震での福島工場の被災と、タイの洪水による部品供給などの影響で、修理に時間がかかる場合があると言われましたが、修理期間はほぼ1週間で戻ってきました。[グッド(上向き矢印)]

DENON_AVP-A1HD.jpg修理結果:
作業内容:FL管の交換。
使用部品:FLD(19-BT-08GINK)
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部品代: ¥  2,000
技術料: ¥18,500
往復送料:¥4,200
消費税: ¥  1,235
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合計:  ¥25,935

リモコンはメイン(RC-1067)とサブ(RC-1070)の2台が付いてきますが、メインリモコンはLCD表示待ちのためか反応が遅く、サブリモコンの方が快適に動作します。初期の設定は、設定項目が多いので、サブリモコン使用がお勧め。

オプション機器のASD-11R iPod用コントロールドックも購入しました。黒色を購入しましたが、非常に高級感のあるピアノブラックです(多分プラスチックでしょうが漆仕上げのように見えます)。AVP-A1HDと並べて置いても恥ずかしくありません。
本体とはアナログ接続のため、iPodの音質を越えるものではありませが、本体リモコンが使え、モニターに曲目表示がでるので、便利さが抜群です。
ASD-11R付属のアダプター(スペーサー)には、iPod Touch用はありませんが、私はiPodに革ケースを取付けているのでいずれにしろアダプターが使用できません。iPod延長ケーブルを使用しています。

さて、試聴の第1印象は、なんと高域がキラキラときつ過ぎます。10kHzあたりにピークがありそうです。当然、システム・リセットをしたので、"RESTOREER"は、OFFです。 ウーム。

そこで、聴感では絶対量がわからないので、簡易測定をすることにしました。
いつものように、WaveGeneWaveSpectraソフトウェアを使いました。DVD-1のSPDIF光入力とBalance出力間の周波数特性です。CDプレーヤは、DENON DBP-4010UDです。
結果は、下図のとおりです(赤線が周波数特性。ノイズレベルは参考値。)。
測定用のCDはWaveGeneでWAVファイルを作成し、CyberLink MediaSuiteを使ってCDフォーマットに変換後CDに書き込みました(20Hz~20kHz、サイン波スイープ、-10dB)。

DVD-1_DigIn_L-ch.gif


不具合は、その他にも、
b)DVR-1入力、Analog Input 入力感度が悪い(ほとんど聞こえない)
c)CD入力、Analog Input 入力感度が高すぎる。(VR位置-40dBでOK)
  また、Restorer ON/OFFで感度が、大きく変わる。
などです。CPUからのコントロールに問題(コネクタの接触など)がありそうです。
DENONが、お盆休みに入ってしまい、さらにその間に修理品がたまったことで待たされましたが、やっと、9月4日に修理完了しました。今回の、交換部品は、Digital Audio Unit ¥59,000でした。
今回は、再修理なので、部品代だけで済みました。
勿論、修理後は周波数特性もフラット、ボリューム位置は-36dBでした。その後、AUDYSSEYを使って、チャンネルレベル(スピーカーの能率)を設定すると、ボリューム位置は-26dB程度になりました。つまり、リーゾナブルになりました。
チャンネルレベルは、Front L、Front R、Centerは-12dB、Surround-A L、Surround-A Rは-1.5dBでした。
AC100Vの電源電流は、OFF時50mA、ON時1.1Aでした。絶縁トランス(1.2A)いっぱいいっぱいです。
音質は、非常に優秀です。特に、細かなノイズに埋もれそうな音も、しっかり再生します。空気感もバッチリ。SN比が良いのでしょうね。満足です。

インターネットラジオも、パソコンからhttp://www.radiodenon.com/ (vTuner)にアクセスして、日本語で膨大な局(25,000局)の中から気に入った局を検索し、カテゴリー別けして登録できるので、快適に利用できます。WEB上で登録した局は、カテゴリーと共にAVP-A1HDに自動転送されます。
このように、新しいメディアへの対応も、使いやすいように作られています。
インターネットラジオのお気に入り局は、OldiesではABetterRadio.com - 50s & 60s Jukebox と、All 60s All The Time[黒ハート]。ただし、元々の音源が古いため、音質はいまいち。[爆弾]

 


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