BSアンテナTDK BCS-45DHV 購入 [家庭サービス]
屋上に設置してある、BSアンテナ TDK TA-502の感度が悪くなってきたようです。我が家では、地デジ、BSともに何台ものTVやレコーダーに信号を分配するため、分配器を使っています。さらに、配線の都合で分波器も使っています。さらに、当初の予想よりも、TVやレコーダーが増えたため、配線も計画性が悪いまま増設しました。そのために、2階のTVのBS信号は弱くなっています(右・配線図参照)。
最近になって、2階のBS1~3ch.が映らなくなりました。いままでは、年に1度ぐらいの頻度、特に台風が近くを通るときには、その厚い雲でBS信号が減衰して、ブロックノイズが出ることがあったぐらいです。
1階に設置してある、パナソニックのTV TH-42PZ800の受信レベル表示で、天気の良い日でも"42"まで下がっています。ちなみに、地デジでは"81"です。
雨の日は、雲が厚いので電波が弱まりますが、現在、雨の日はそれ以上に受信レベルが悪化する感じです。
BSアンテナ TDK TA-502は、設置が1990年ごろで、25年近く風雨にさらされているので、湿気の侵入などで、故障直前のように思えます。古い話なので、当時のTVでの受信レベルはわかりませんし、わかっても、TVが替わっているので比較できません。
TDK BCS-45DHVに交換したのは、センターフィード型のアンテナにこだわったためです。性能だけではなく、見た目
交換作業関連「家庭用BS/UHFチェッカー 日本アンテナ NL30S 購入」記事参照
結果、"快晴時"~"晴天時"~"雨天時"/BS-1・受信レベル表示:
パナソニックのTV TH-42PZ800で、"66"~"63"~"61"にUp。
パナソニックのHDレコーダーDMR-BZT600で、"66"~"63"~"61"にUp。
IOデーターのHDチューナーHVT-BT200で、"62"~"60"~""(2階西に設置)。
受信レベル表示は、目安値なので、メーカー機種によって異なっています。できれば、dBμV/m(電界強度)で表示されると、TVが替わっても比較が出来るのですが、すごいコストアップになりそうです。
不良のBSアンテナ TDK TA-502の心臓部であるLNB(Low Noise Block Converter)を分解したところ、防水パッキングが劣化していて、雨水がしみ込むことによるアルミの腐食が見られました(写真・下)。寿命ですね。
旧アンテナのマスト取付ネジが、ステンレスとアルミの電蝕で、固着していました。
おかげで、ラチェットドライバーのラチェット部を壊してしまいました。
ドリルでネジ周辺を削り取り、なんとかマスト交換をせずに済みました。
それにしても、この暑い夏に、屋上での作業はきつ~~
■アンテナ部
形式:センターフィード型パラボリックアンテナ
受信周波数範囲:11.7~12.75GHz
リフレクタ直径:45cm正円形
受信偏波:右旋円偏波
アンテナ利得:33.8dBi
外形寸法:47×34×34cm(幅×奥行き×高さ、仰角目盛り3のとき)
重量:約1.1kg
■コンバータ部
出力周波数:1,032~2,072MHz
コンバータ利得:54dB(標準)
雑音指数:0.6dB(標準)
局部発信位相雑音:-70dBc/Hz(1kHzオフセット時)
消費電力:1.4W
使用温度範囲:-30~+60℃
適用ポール径:30~43mm
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