1Mii B03 Bluetooth Transmitter and Receiver を購入 [オーディオ・ビデオ]
Anker SoundsyncとSHURE RMCE-TW1で、ワイアレス・イヤホンにして、音楽を聞く環境を作りました。
その記事は、ここ→→SHURE ワイヤレス・セキュアフィット・アダプター RMCE-TW1 購入<https://susumu-oiso.blog.ss-blog.jp/2021-07-20>
ところが、ぜいたくを言うときりがないのですが、トイレに行くとリンクが切れてしまいます。庭に出ても切れてしまいます。眼に見えないひもが付いている感じです。
音楽を聞きながら、庭仕事とはいかないようです。また、人に勧めるにしても、20dBアンプが必要になります。
さらに、電源アダプターを接続したままでの使用は駄目で、充電が完了したらアダプターを取り外し、使う時は、電源スイッチを長押ししてON/OFFしなければなりません。ポータブル使用を前提に設計された機械のようです。
そこで、今度は、70m離れてもつながるという、1Mii B03 Bluetooth Transmitter and Receiver を購入しました(上記の例2)。
1Mii B03は、アンテナが2本付いていて、いかにもHigh Powerと言う感じです。充電池も内蔵していないので、付属の電源アダプタ-を接続するか、あるいはTVなどのUSBコネクタから電源をもらえば、そのまま使えます。
恰好からしても、ポータブルではなく据え置き用です。
"3.5mm in"は、感度が高くボリュームを最大にすれば、YAMAHA CX-A5200のRCA端子からの信号で十分実用になります。その時、CX-A5200のボリュームは-12dBでした。つまり、外付けのアンプは不要です。
イヤホン装着のまま(リンクを保ったまま)、トイレに行けるし、庭仕事もできます。但し、裏庭ではリンクが切れてしまいます。
その他、SHURE RMCE-TW1とのペアリングも、B03の電源を入れ、TXモードにスイッチを切替て、RMCE-TW1をペアリングモードにすれば、1~2秒でAptxでペアリング完了です。
簡単すぎて、あっけにとられました。据え置き用のBluetooth Transmitterなら、この機種がお勧めです。
ただし、日本語の取扱説明書は日本語のおかしいところもありますが、説明書が必要になる場面は少ないと思います。さらに言えば1Miiでは、B03とB03proがあります。proにも興味があります。
また、トラブっても、モード表示用LEDがあるので解決しやすいように思います。
ここで気になるのが、トランスミッターとのアナログ接続です。アナログが悪いわけではありませんが、CDなりnetworkなりからデジタルで送られてきたものを、AVアンプでアナログ変換され、それをトランスミッターでデジタルに変換されるわけです。特にDA変換は重要で、変換用のICにより音質が変わります。
そこで、HDMI信号から音声を取り出しSPDIFに変換するユニット(HDMI音声分離器)を使うことにしました。その時、問題になるのは、音量調整です。CX-A5200ではHDMI出力の音量調整はできません。
1Mii B03 Bluetooth Transmitterでも出来無さそうです(取扱説明書では、”Optical INを使用する場合、接続されたBluetoothデバイスがリモート音量制御をサポートしていない場合、音量キーは機能しません”と記載。)。
そこで、まず、HDMI音声分離器を購入しました(上記の例3)。
なんと、音量の調整も1Mii B03のフロントパネルの+-ボタンで出来ました。音質も、各段良好になりました。
ここで、設定時に忘れずにCX-A5200のHDMI3出力の設定を音声出力”あり”にします。ただし、B03の電源を切ると、ボリュームの設定値は最大になります(AUX入力の場合は設定値不変)。
さて、満足できる環境が出来たので、いよいよ、Final のフラッグシップA8000 を、上記接続例3の構成で聞いてみました。さすがに、高音質です。音楽を聞く環境になりました。
いつものことですが、高額な機器には高音質の機器が多いです。勿論、例外的に高額な機器でも駄目なものがあります。そして、低価格の機器の中には、例外的に高音質の機器があります。
安い機器を何台も買い替えて良い機器を見つけるのは、とても楽しいのですが、時間とお金の浪費になります。
と、判っていてもついつい安物買いの銭失いになっています。
なお、60年代70年代のJazzを聞くことが多いのですが、それでも高音質の機器による再生のほうが、聞きごたえがあります。そこで、最新の録音演奏を聞くと、大きな違いを見つけることが出来ます。
具体的には、”diana krall”の"All for you"の5曲目"Boulevard of Broken Dreams"が、もの悲しく聞こえるか、疲れ切っているように聞こえるかが、良し悪しの差と思っています。
しかし、接続例3でも我が家のスピーカーで聞く音には敵いません。Bluetoothトランスミッターがボトルネックに感じます。高音質のトランスミッター、多分プロ用機器、を探すことになりそうです。あるいは、SHURE RMCE-TW1を超えるレシーバーを!。
こうなると、SHURE RMCE-TW1が、AptXのHDコーデックを採用してくれると良いですね(サポートされているコーデックは、Qualcomm aptX, SBC, AAC)。
ベストは、CX-A5200のBluetooth出力に、ボリューム(可変)とAptXのHDコーデックを付けてくれることです。
今度は、1Mii B03 Bluetooth Transmitter and Receiverのアンテナを取り外し、外部にアンテナを付けてみました。
アンテナは、室内用のWIFIアンテナ 無線lanアンテナです。9dbiの感度があります。また、信号を引き出すために、IPX-SMAケーブル アンテナ接続ケーブルを2本購入しました。
本体のプリント基板にとりついているコネクタがIPEX MHFコネクタなので、当然、ケーブル側も同じコネクタでなければなりません。ケーブルコネクタに”18 IPEX”と書かれているものです(下図)。似たようなコネクタが沢山あるので要注意です。
オリジナルのアンテナは、少し力をかければひきぬくことができます。本体の中が狭く、LEDの光を遮らないように配線の取り回しに工夫が必要です。ケーブル長が20cmもあるので、出来れば10cm長が良さそうです。SMAコネクタは、取り外したアンテナの穴に取り付けました。少し緩いので、クルーガンを使いホットメルトで固定しました。
外付けアンテナの効果は絶大で、オリジナルのアンテナでは、電波がとぎれた裏庭でもOKです。
気分的かもしれませんが、通常試聴位置でも安定感も高まったように感じます。
ここで、Bluetoothは、無線LANなどと同じ周波数を利用しています。
日本の電波法は、無線LANルーターやトランシーバーなど「免許を必要としない無線局」の電波出力の上限を定めています。これは、出力の上限であり、アンテナの感度(効率・性能)は規定していません。「無線LANの電波の届く範囲・距離について」、「無線LANの屋外利用について」参照。
しかし、本体の改造にあたるので、アンテナは元に戻しました。
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2021-08-03 21:09
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