Tektronix TDS3054B オシロスコープ 500MHz / 4ch. 購入 [アマチュア無線]
Tektronix TDSシリーズ ポータブルオシロでは、TDS2012が1台目、これが2台目です。
他にもオシロを持っていますが、最近では、軽量コンパクトなTDSを愛用しています。
使い勝手も、カーソルや測定機能が充実しているので、不満はありません。
しかし、オーディオ帯域では不満はないものの、無線帯域では性能的にはもう少し良いものが欲しくなりました。
(電気的特性は、下記参照)
これで、持っているTEK P6139A 500MHz Probeもフルにその特性を発揮できます。
想定外は、空冷ファンの音がやや大きいことです。風量が大きいのでやむを得ないところです。
機能などの確認:
・電源投入回数:1408回
・稼働時間累計:5835時間
・本機のファームウェア・バージョン:FV3.41(最新)→ OK
・Signal Path Compensation → OK
・Floppy Discへの書き込み(画面<BMP>、波形<CSV>、他)
→ OK (1.44Mフォーマット)
・e*Scope 機能 (Ethernet 接続)→ 確認中
問題点:
・ツマミ類(ロータリースイッチ)にチャタリングがあり、レンジ設定が非常に困難
→ TDSシリーズの持病(Bourns エンコーダーの接点接触不良)。
エンコーダーは基板と一体構造の為、交換ができない、接点クリーニングか、
Front Panel Bdの交換になる。
→ エンコーダーに1mmΦの穴をあけ、DeoxIT G5 接点復活剤を注入、
信号ラインに0.1uFのコンデンサーを追加。修理完了。
(なお、組立時に電源基板と外側ケースのみぞが嵌合してしまい、大苦労しました。)
・Ethernet 接続でIPアドレスは取得できたが、データの転送がブラウザー上で出来ない
→ TEKのアプリOpenChoiceを使えばコントロールなどが可能だが、遅いし使い勝手が非常に悪い(右下図・3枚目参照)。
しかし、今になってフロッピーを使うなんて--!。10年前にディスクは捨てました。
パソコンにフロッピードライブが付いていないので読み込むことが出来ず、慌てて、Owltech OWL-EFD/U(B) USBフロッピーディスクドライブを購入しました。最近のPCマザーボードは、FD I/Fが付いていません。
そして、家の中のフロッピーを探したら、1.44MのPC/AT用と、1.25MのPC-9800用が出てきました。
昔はPC-9800もPC/ATも使ったけど、1.44Mと1,25Mの最盛期がずれていたので混乱はしませんでしたが、今はフォーマットの違いで大混乱!!
右下の図(4枚目)は、システム・ハードコピー機能を使い、フロッピーディスク経由で転送した画面(BMP)。フロッピーは遅いですが、OpenChoiceの速度と同じようなもの。TDS3000Cシリーズでは、フロッピーからUSBメモリーに替わりました。
その後、Feb. 2022 に、FET プローブ TEK P6245 を購入しました。なんと、1.5GHz帯域、<1pF と高性能(写真2枚目)。
以前に購入したH.P.のGrabber Kitが役に立ちますが、probe chipが細かくて使いこなせるか?
Aug.2022 購入しておいたNVRAM DALLAS DS1742W を交換しました。このNVRAMにはRTC (Real Time Clock) も内蔵されていて、電源がOFFでも時刻が保たれます。時刻データーは、波形データの保存時などに、同時記録されます。
TDS3054B 主要規格----
帯域幅:500MHz
チャンネル数:4
サンプルレート:5GS/s
最大レコード長:10kポイント
垂直分解能:9bit
垂直感度:1mV/div~10V/div
時間軸レンジ:1ns~10s/div
時間軸確度:20ppm
オプション:
FFTモジュール TDS3FFT
拡張トリガモジュール TDS3TRG
-----------------
<参考>
TDS2012 主要規格----
帯域幅:100MHz
チャンネル数:2
サンプルレート:1GS/s
最大レコード長:2.5kポイント
垂直分解能:8bit
垂直感度:2mV/div~5V/div
時間軸レンジ:5ns~50s/div
時間軸確度:50ppm
オプション:FFTモジュール
2021-11-15 12:41
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