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final A8000 イヤホン 購入→保証期間の2年を2ヶ月越えたところで故障・交換費用¥99,000円→泣く泣く修理 [おもちゃ]

final A8000 イヤホン を購入しました。[るんるん]final_A8000.jpg
 
このところ、ちょっと、浪費が増えてますが、またまた!
 
毎日の散歩のときには、iPodで音楽を聞きながら歩いてます。イヤホンはShure SE425をOPPOのHA-2でドライブしていて、特に不満はありません。しかし、もっと良い音で聞きたいという、いつもの欲望が出てきました。
なお、Shure KSE1200 コンデンサーイヤホンを持っていますが、タッチノイズが出るので、散歩には使えません(ケーブル交換ができない構造)。
そんな時に、オーディオ・ビデオ誌HiViにA8000の記事が載っていました。このクラスには、ソニー IER-Z1RやVictor HA-FW10000がありますが、チタンとかベリリウム、ロジウムという金属に弱いわたしは、ベリリウム振動板を使っているA8000に飛びつきました。
また、A8000は、ドライバー構造も、今はやりのBAではなくダイナミック型です。BA型は高域の音はきれいなのですが、低域の音が弱いので、あまり好きではありませんでした。ちなみにShure SE425はBA型。BA型でもイコライザーで低域を増強すれば、問題ありません。
いつも思うのですが、〇〇型が良いとか△△型悪いとか、論じられることがありますが、方式によって良し悪しは断定できないと思います。例えば、真空管アンプが良いとか悪いとかではなく、良い真空管アンプもあるし、良い半導体アンプもあるということです。
このA8000は、ダイナミック型なのに、BA型(Shure SE425)よりもはるかに綺麗な高音を再生します。
願わくは、¥3万円程度の価格だとうれしいのですが、設計コストは同じでも販売量が少ないと設計コストの負担が販売価格に大きく締めてくるので、やむを得ないこととは思います。
製品の材料費は、¥3万円程度のイヤホンと”大きな違い”はないと、勝手に想像しています。
思うに、FerrariやPorscheが高額なのは、多少の材料費が高いことがあるにしても、多くは設計費の分担額が非常に高額なためでしょう。
 
A8000は、あまり大げさではなく、また、貧弱でもない化粧箱に入って到着しました。
早速、イヤーピースをつけて音出しをしたら、なんと、貧弱な音が出てきました。購入は大失敗かと思いきや、よく見ると、サイズはSS / S / M / L / LL の5サイズのうち、Sを付けていました(なぜか、真ん中が、Mサイズと思い込んだわけです)。
そこで、イヤーピースをLサイズに付け替え試聴したところ、素晴らしい音が出てきました。高い買い物をしただけの価値があります。
Sサイズでは、スカスカで、音にならなかったようです。もちろん、イコライザーもオフに切り替えました。
(ネット上で、いくつもの評価記事が載っているので、ここでは省略しますが、これらの評価記事はおおむね当たっていると思いました。)
 
[右斜め上] [右斜め下] [右斜め上] [右斜め下] ーー ここで、休憩。 HA-2の電池切れですーー [右斜め上] [右斜め下] [右斜め上] [右斜め下]
今後の予定は、タッチノイズの対策などです。
[ハート]ケーブルを耳に掛ける(Shure掛け)ことで、タッチノイズが耳に伝わることを防ぐことができるのですが、付属の純正ケーブルでは、タッチノイズが出ています。対策として、イヤーフックが付属してくるのですが、これで十分か?歩いてみて確かめます。
イヤーフックの効果は、ほとんどありませんでした。Shure SE425の時に行った、0.6mmΦのポリウレタン銅線を巻くのも効果が少なかったのですが、このままでいくことにしました。
 
[スペード]その次は、OPPO HA-2SEの3,5mm 4極 バランス出力(グランド分離)用に、コネクタの交換です。
まずは、Shure SE425で使っていたケーブル onso iect_03_bl3m_120で試聴してみる予定です。
OPPO HA-2SEは、4極でもバランス出力ではなく、グランド分離なので効果は少ないと勝手に判断して、手間をかける4極変更はやめることにしました。→しかし、やはり気になるので、4極に変更しました。オリジナルのケーブルを切るときは、いつも躊躇します。結果、音質が良くなった”気が”します。半田はいつもの、KESTER 44 銀入りハンダです。
 
[ダイヤ]一部の音源は、FLACで保存してありONKYO HF Playerで聞くことができますが、A8000が良ければ全部の音源をFLACエンコードで保存する予定です。
→A8000の音質は、思ったより高音質です。そこで、全部の音源をFLACエンコードで保存することにしました。しかし、CDの枚数が多いので、時間が掛かりそうです。また、YouTubeからMP3でダウンロードした、主に古い曲は、諦めるしかないです。なお、データー量が多くなったので、iPodのバックアップに多くの時間が掛かるようになりました(同期のときに、バックアップが行われます)。
 
 
[手(チョキ)]問題点メモ:
 ①iPod Touchのイヤホン端子には、リモコンをつなぎ再生のコントロールをしていますが、OPPO HA-2SEをデジタル出力(Lightning端子)につなぐと正しく音声がHA-2SEから出力します。しかし、後からイヤホン端子に接続すると、イヤホン端子から音声が出力されLightning端子からは出力されません。接続順を間違えないようにします(後挿し優先)。
 
 ②以前、"foobar2000"でエンコードし"TagScanner"でTagを編集しておいたFLACファイルを、iPodのONKYO HF Playerに転送すると、「アルバム一覧」上には表示するのですが、「アーティスト一覧」上には表示されません。FLACファイルのTagデータを見てみましたが、不具合点は分かりませんでした。そこで、”Music Center for PC"を使ってエンコードし、再度、保存をし直すと正常になります。
でも、よくよく調べると、ファイルのTag情報のうち、「アーティスト」名は記載されていますが、「アルバムアーティスト」名が未記載のCDがありました。ONKYO HF Playerは、この、「アルバムアーティスト」名をみて「アーティスト一覧」を作るようです。"foobar2000"でエンコード時期(Version)によっては、、「アルバムアーティスト」名が記載されているものもありました。
 
OPPO_HA-2SE_コネクタ.jpg
HA-2seのコネクタ信号
iPodリモコン.gifリモコン 配線図
 
 
[バッド(下向き矢印)][たらーっ(汗)]保証期間の2年を2ヶ月越えたところで故障(May.2022):[バッド(下向き矢印)][たらーっ(汗)]
2022年の5月に、右側のイヤホンが故障しました。
数日前から、右イヤホンが接触不良が起こりました。
今日になって、接触不良が大きくなったので、スペアのイヤホンケーブルと交換してみましたが、症状は全く変わりませんでした。
イヤホンのコネクタ部分をタップすると、音が途絶えたりします。
このことから、本体の内部コネクタ近辺で接触不良が起こっているようです。
早速、finalに故障修理を依頼しました。
 finalによると、故障個所は筐体内での断線発生の可能性が高いとのこと。左側のイヤホンも不具合ありとのことでした(詳細・略)。
さらに、左右イヤホン筐体を「99000円」にて交換するとの回答になりました。
99000円も出すと、最新の最高音質イヤホンが買えます。いずれにしろ、高額なので、修理をキャンセルしました。 
それにしても、購入後2年2ヶ月で使えなくなるのは残念です。イヤホン内部の不良なので、取扱いの問題ではないです。
もう、finalのイヤホンを買うことは無いでしょう!
しかし、A8000については、”モニター的な高分解能の音”を忘れられず、泣く泣く、修理(交換)を依頼しました。新品交換ですから、また、150~200時間程度のエージングが必要になります。
 
 
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